19Jul
一円でも安いお野菜を求めてちょっと遠くのスーパーまで行っていませんか?
その時間と労力があるのなら他に使いましょう!
お金は節約するばかりでは生まれてこないのです。
買い物好き夫婦
私たちは夫婦共々お洋服好きでした。
独身の頃はお互い給料が入ったその週末は伊勢丹へ向かい、ブランドの洋服を買っては着飾り楽しむ日々。
それはそれで、自分たちの稼いだお金ないでやっていたこと。
充実していました。
しかし結婚をし、私は正社員から一度仕事をやめて専業主婦になることにしたのです。
「お金なら、なんとかなるでしょう。」そう軽く考えていましたが現実は違いました。
今までの収入のうち、主人だけの収入で二人が生活するには、普通の生活をするのでやっとだったのです。
大好きなお洋服も買えなくなり、ご飯も節約メニューに変更。
最初はなんとなく楽しめていたものの、数ヶ月経つ頃には我慢の限界が。
そこで考え方をかえたんです。
「どこを節約するべきなのか、そしてどこにお金をつかうのか?」私たちなりのお金の使い方を模索しはじめました。
節約できるところは節約する
私たちは外食好きでした。
働いていたこともあり、よくご飯を食べに行っていたのです。
別にグルメといったわけでもありませんし毎回高いレストランに行くわけでもありません。
専業主婦になりご飯はほぼ家で作るようになりましたが、毎週末は外食、もしくはデパ地下のテイクアウト。
一度行くたび5,000円〜10,000円なんてこともザラでした。
美味しいご飯はもちろん食べたけれど、これはもしかしたら不要かも?
そう思い、いかに家で美味しいご飯を食べられるかにシフトチェンジしました。
外食を月に一度にし、それ以外は家で二人でキッチンにたち、飲みながら料理する。この時間に普段忙しく話せなかった会話もしたりして、有意義な時間ももち食費の節約にも繋がりました。
月に一度の外食の際は、どうしたらこの料理が作れるのか?
そんなことを話す時間にもなりましたし、決して贅沢すぎることではありませんでした。
大好きなお洋服も楽しみたい
自分たちが一番大好きだった洋服を買えなくなった事は一番ストレスでした。
どこか洋服を買うことを後ろめたく感じていたのも事実です。
必ず必要なものではありませんし、ユニクロでも事足ります。
しかし、洋服を我慢するようになり、外出するのも億劫になりました。
「来て行く服がないな。」テンションが下がってしまったのです。
私たちにとっても一番の楽しみでもあった洋服を買うことを二人の中で解禁することにしました。
前ほどは買えませんが、毎月一定額の『洋服貯金』を始めたのです。
それ以上は買わないことにし、その範囲内で楽しむことにしたおかげで、二人も働いてくれている主人も気分がよくなりました。
医療費は毎月貯金する
医療費はこれから先、私たちが老後を迎える時代には負担額が今より上がるのではないか、そう個人的に心配しています。
お金がないから医療を受けられない、選択肢がない、体調が悪いけどちょっとの風邪なら我慢する。
何てことがないように、医療費は必ず毎月一定額の貯金をするようにしました。
毎月必ず出て行くものではありませんが、突然の入院があるかもしれませんし、歯を治す際にもそこそこのお金はぱっと出て行ってしまうもの。
身体が資本ですから、医療費だけはちゃんと別口で確保するようにしています。
支払いはクレジットカードで
無駄遣いを減らすために結婚当初は現金払いにしていました。
私はクレジットカードを持ったことがなく、使いすぎてしまうと恐れていたのです。
しかし今ではアプリで今月の支払額がすぐにわかるようになっています。
わざわざ家計簿をつけるようりもアプリで確認する方が確実です。
クレジットカードの最大の利点は『ポイント』です。
毎日のお買い物に加えて毎月出て行く電気代や携帯料金も全てクレジットカードにしました。
そのおかげでポイントがたまり、そのポイントを使って旅行に行けたり、楽天やアマゾンのポイントに替えてお買い物をしたりしています。
今ではお薬や病院もクレジットカードが使えるところもありますし、積極的に使うようにしています。
現金でのやりとりする手間も省けてとても便利です。
まとめ
何でもかんでも『節約』『貯金』と頑張っていた当初の私は主人からしてもとても窮屈だったと思います。
稼いでくれている主人すら、お金を使うことに後ろめたさを感じ始めており、働く意欲や気力も私が消しかけていたかもしれないと思うと、早くに考え方をかえてよかったと思います。
どうしても必要なものにお金が出て行くことは仕方がないのなら、そこは日々の積み重ねで小まめに貯金をすればいいだけ。
気分が上がるポイントがあるのであれば周りよりちょっと贅沢してもいいのではないでしょうか。
使うからこそお金がうまれる。これは本当に実感しています。
貯金ばかりに気持ちを埋め尽くされてしんどくならないよう、『自分たち家族のお金の使い方』を見つけて、上手にやりくりしましょう。